2019年から始まり、今も深刻な状況が続いているコロナ(Covid-19)
みんなで感染防止に努め、外出時にはマスクを着け、手を消毒し、ソーシャルディスタンスを意識する、そんな生活が早くも2年は過ぎました。
働き方も生活様式も大きく変わり、在宅勤務(リモートワーク)にもすっかり慣れた方が多いのではないでしょうか。
超特急で開発されたコロナワクチンにおいては、最初、ワクチン接種に不安や抵抗もありましたが、今ではワクチン接種ありきの生活に変わりました。
そのワクチンで将来的に何か問題が起きるかどうかは、今のところ、誰にもわかりませんが、発表されている統計数字を見る(信じる)限り、ワクチン接種が一定数の感染防止や重症化抑制に役立っているように見えます。
こんな風に世界中が翻弄されて、人生観までガラッと変えてしまうようなコロナ(Covid-19)ですが、シンガポールでも同様に翻弄され続けてきました。
そんな中で、シンガポールがどんな風に戦い、対策に取り組み、寄り添い合い、乗り越えてきているか、をまとめた「In This Together: Singapore's Covid-19 Story」という本を今回、ご紹介します。
生々しいシンガポールのコロナ事情が、たくさんの写真やレポート(統計情報など)、説明などで綴られています。
私は英語が苦手なので、説明文章をすべて読むことができる訳ではありませんが、写真やイラスト、リストなどを見るだけで感慨深くなることが多く、いつかこの本を見て懐かしくなる日がくることを祈るばかりです。
掲載されている写真の一例として、ベンチにバッテンシールが貼られた街の様子や、ワクチン接種会場の様子、医療現場や空港の様子、デリバリーの方々の様子など、普段よく目にする情景から、普段目にしないところまで、たくさん掲載されていました。
つらい情景ばかりでなく、赤ちゃんや支え合う人々の笑顔の写真なども含まれています。
過去に無料配布された歴代マスクの写真なども興味深かったです。
この本が紹介されたニュースもYouTubeで見つけましたので、ご紹介しますね。
動画内で中身をペラペラめくっている為、サンプルページとして参考にしていただけると思います。
記録集として手元に置いておくのも、良いかも知れませんね。
我が家でも折に触れ、見直してゆきたいと思います。