海外に住んでいると、「命綱」と言っても過言ではないパスポート。
そのパスポートの有効期限切れが近づいてくると、早めに、安全に、確実に、更新する必要がありますが、新型コロナの流行後、申請手続きにも変化が生じています。
その為、今回はパスポートの更新手続き方法について、注意点を添えてご紹介します!
この記事の内容
シンガポールでパスポート更新手続きを行う公的機関について
シンガポールでパスポート更新手続きを行う具体的な方法について
シンガポールでパスポート更新手続きを行う公的機関について
シンガポールでパスポートの更新手続きを行うことができる公的機関は「在シンガポール日本国大使館」となります。
在シンガポール日本国大使館
16 Nassim Road, Singapore 258390
Tel(国番号65)6235-8855(代表)
「在シンガポール日本国大使館」はOrchard(オーチャード)エリアにあります。MRT駅からは少し歩きますが、歩けない距離ではありません。お天気の良い日なら、ちょっとしたお散歩にも程よい距離だと思います。
出典:Google
ただ、入館に際し、顔写真付き身分証の提示が求められますので、ビザカード等はお忘れなくご持参くださいね。
出典:Google
また、新型コロナ流行後の注意点ですが、「窓口対応時間帯」と「予約方法」が変更となっています。
以前は、午前・午後の時間帯が開いており、予約も不要でしたが、2021年4月現在、「事前予約制」となっており、かつ、時間帯も「午前中のみ(午前8時30分から12時まで)」となっています。ご注意ください。
詳しくは、下記公式情報をご参照ください。
領事窓口業務の一時的変更について(受付時間及び一部証明書等の交付にかかる日数の変更及び予約制の導入)
シンガポールでパスポート更新手続きを行う具体的な方法について
氏名、本籍地に変更がなく、有効期限内に更新手続きを取る際の必要書類は以下の通りです。
※それ以外の場合については、「旅券の新規発給/切替」をご確認ください。
ちなみに「在シンガポール日本国大使館」への訪問は、最低2回必要です。申請時と、受取時です。
必要書類
1) 一般旅券発給申請書(窓口でも入手可能)
2) 現在使用中のパスポート
3) 証明写真1枚(縦4.5cm×横3.5cm/「パスポート申請用写真の規格」を参照/要持参)
4) 手数料(現金のみで、釣銭のないように用意する必要あり/具体的な金額は「旅券の種類および手数料」を参照)
これまで、申請(初回訪問)から発行(2回目の訪問)までは最短「4営業日」でしたが、一部変更通達にある通り、現在は「5営業日」となっていますので、ご注意ください。
※その間(パスポートが手元にない間)は「紙の代替証明書」をもらえますので、そちらをお手元にお持ちください。
また、「一般旅券発給申請書」は現地で記入も可能ですが、意外に「本籍地住所」をハッキリ覚えていないことがある為、事前に確認されることをおすすめします。私は当日、手元に確認できるものがなくて焦った記憶があります。
「証明写真」に関しては、大使館内に撮影設備がない為、必ず持参する必要があります。パスポート用の証明写真は厳密なルールが決まっていますし、長く使うものですから、適切で綺麗な写真を撮ってくれる写真館で撮ることをおすすめします。
下記の記事もぜひ、参考になさってくださいね。
【証明写真】シンガポールでパスポートやビザ用写真を撮るならオススメはココ!
新しいパスポートの完成後は、古いパスポートにもパンチで穴を開けた形で一緒に返してもらえます。
まとめ
パスポートの更新は、手続きがシンプルながら、コロナ禍にあって、以前より手続きの制限が厳しくなっています。
その為、時間的には余裕を持って準備に取りかかってくださいね。海外に住む私たちにとって、パスポートは本当に「命綱」ですから!
この記事のまとめ
シンガポールでパスポートの更新手続きを行うことができる公的機関は「在シンガポール日本国大使館」となり、現時点では予約制(午前中のみ)となっている
事前に用意するものは証明写真だけで良いが、「本籍地住所」は事前に要確認
発行までの所要時間も「5営業日」にのびている為、要注意