シンガポール国内のコロナ対策は、できる限り自宅で隔離療養する「Home Recovery Programme (HRP)」方針に舵を切りました。
万が一、ART検査キットで「陽性」が出た場合、後から結果が覆ったとしても、自宅の消毒はしっかり行いたいものですね。
そんな時、どんな消毒液を用意すれば良いのか、心積もりの為に調べてみました!
※「ART検査」に関する情報は、下記もご参照ください。
【SG徒然日記】胃カメラ検査前にART検査(迅速抗原検査)が必要となったそうです
【SG徒然日記】MOHから「ART検査キット」が自宅に届きました
単純に「MOH(シンガポール保健省)」のサイトを確認したところ、めぼしい情報が出てこなかった為、もっと一般的な視点から「WHO(世界保健機関)」を確認しました。
その結果、以下のように明記されていました。
Q. What is the best household disinfectant for surfaces?
A. Regular household cleaning and disinfection products will effectively eliminate the virus from household surfaces. For cleaning and disinfecting households with suspected or confirmed COVID19, surface virucidal disinfectants, such as 0.05% sodium hypochlorite (NaClO) and products based on ethanol (at least 70%), should be used.
参考:Coronavirus disease (COVID-19): Food safety and nutrition
参考:Cleaning and disinfection of environmental surfaces in the context of COVID-19
WHOの回答によると、「0.05%の次亜塩素酸ナトリウム」や「エタノールベースの製品(少なくとも70%)」を推奨しています。
また、「厚生労働省」の「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)」を確認したところ、こちらでも、「0.05%の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)」や「濃度70%以上95%以下のエタノール」が制限の少ない前提で有効とされていました。
もし、既に自宅にそういった消毒関連商品がある場合は、上記成分が含まれているかを確認しておくと安心かなと思います。
これから購入する場合は、アドバイザーがいない店舗やオンライン・ショップで探すのであれば、上記成分を目安に見てゆくと探しやすいと思います。
とは言え、もう少しイメージを膨らます為に、商品候補がわかれば良いのに、と思って探したところ、「NEA(シンガポール国家環境庁)」が「参考商品一覧」を掲載していましたので、ご紹介しますね!
2021年10月現在の情報で、かつ、推奨している訳ではないようですが、Table 3に「商品名」が記載されている為、参考になると思います。
⇒ Table 3. List of Household Disinfectants/Cleaning Products Effective Against Coronaviruses
自分だけでなく、家族がコロナ感染しても、いろいろ外出しづらい環境になるかと思いますので、できる範囲で、予め準備や心積もりをしておくと安心ですね。