生活に欠かせない、水道・電気・ガス。
生活を始めるにあたって、住居が決まり次第、すぐに開設準備をする必要があります。
シンガポールでは「SPサービス(SP SERVICES)」が一括管理しています。
今回は、その契約申込方法や請求支払方法について詳しくご紹介します!
補足情報
「電力自由化(Open Electricity Market)」により、開設後、Keppel Electric等の電力小売り業者に切り替えることも可能です。
切替に際しては、各社の条件をよく比較してご検討ください。
この記事の内容
「SPサービス(SP SERVICES)」の契約申込方法について
「SPサービス(SP SERVICES)」の請求支払方法について
「SPサービス(SP SERVICES)」の契約申込方法について
シンガポールの住居に水道・電気・ガスを開設したい場合、日本のようにバラバラと申し込む必要はなく、「SPサービス(SP SERVICES)」に一括申込すれば良い形となります。
「SPサービス(SP SERVICES)」は、シンガポールの政府系企業「SPグループ(SP Group)」配下にある子会社で、水道光熱費関連アカウントを一括管理しています。
SP Group
契約申込はオンラインで行うことが可能ですので、就労ビザ(EPカード等)のような在留資格証のコピーを予め用意し、以下の手順で行ってください。
Step-1. 「SPグループ(SP Group)」のホームページにアクセスする
Step-2. 右下の「MY UTILITIES」ボタンを押す
※右上の「MENU」からたどることも可能だが、「MY UTILITIES」ボタンの方がわかりやすい
Step-3. 「OPEN & CLOSE UTILITIES ACCOUNT」を選ぶ
Step-4. 「OPEN UTILITIES ACCOUNT」を選ぶ
Step-5. 個人住居の為、「Residential Premises」と「Personal Name」を選択し、下の方にある「Start」ボタンを押す
Step-6. 順番に「住居情報」と「個人情報」を登録して、申請する
ちなみに、契約申込に際し、デポジット(契約保証金)が必要となります。
外国人の場合、最初はGIROアカウント(自動引き落とし口座設定)を持っていませんので、2021年5月現在、基本的に「SGD500.00」となります。初回請求書に乗せる形で請求されます。
出典:FAQs. deposit → What is the security deposit required for residential account?
「SPサービス(SP SERVICES)」の請求支払方法について
請求書は、以下のような形式・内容となります。
そして、支払方法には数種類の選択肢がありますが、一般的なものは以下の通りです。
参考
① 「GIRO(自動引き落とし)」払い
シンガポールの銀行口座を持っている場合、その銀行口座に紐づける形で「GIRO申請書」を提出すれば、自動引き落とし扱いにすることが可能となります。
② 「SP Utilities」アプリ払い
専用アプリにクレジットカード情報を登録することで、その管理アプリから支払可能となります。
③ 「インターネットバンキング」払い
DBS・UOB・OCBC銀行の口座から、送金払いすることが可能です。
④ 「AXS Stations」払い
街中に設置されている「AXS Stations」という(公共料金等の支払ができる)ATMマシンから支払うことも可能です。
請求書に印刷されているバーコードを読み取らせ、銀行ATMカードもしくはクレジットカードを用いて支払う形となります。
⑤ 「郵便局」もしくは「セブンイレブン」の窓口払い
請求書を持参し、「郵便局」もしくは「セブンイレブン」の窓口で支払うことも可能です。現金・NETS・クレジットカード払いが選べます。
⑥ その他
「小切手」の郵送による支払いや、「SPサービス・カスタマーサービスセンター」窓口への直接払いという選択肢もあります。
まとめ
シンガポールで水道・電気・ガスを開設する際の契約申込方法と請求支払方法をまとめてみました。いかがでしょうか。
生きる上でなくてはならないライフラインですので、滞りなく手配できるよう、参考になれば幸いです!
この記事のまとめ
シンガポールの水道・電気・ガスは「SPサービス(SP SERVICES)」が一括管理している
ただし、「電力自由化(Open Electricity Market)」により、その他電力小売り業者へ切り替えることは可能(条件は要検討)
「SPサービス(SP SERVICES)」への支払方法は多種用意されているが、自動引き落としとしたい場合は「GIRO申請書」を提出して設定する