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【緊急】シンガポールで「LOC」で働く人が4月中に行うべき5つの対策

【緊急】シンガポールで「LOC」で働く人が4月中に行うべき5つの対策

©MOM

 

タツオ
シンガポールで、Letter of Consent(LOC)(労働許可証)制度がもうすぐ廃止になるみたいだけれど、何か準備はいるのかな?
現在、扶養家族ビザ(DP)保有者で働いている人は、4月中に行っておくべきことがあります。すぐに確認しましょう!
ケイト

 

外国人がシンガポールで働く手段の一つだった「Dependant's Pass (DP) + Letter of Consent (LOC)」の選択肢が急遽、廃止になるという衝撃のアナウンスがMOMから流れ、早1ヶ月ほどが経ちました。

(*) MOM:Ministry of Manpower(シンガポール労働省/人材省)

 

引き続き、働きたいDP保有者は、今、慌てて準備をしている方も多いかと思います。

そこで、4月末までの残された時間の中で、できうる限りの対策が取れるよう、今回はまとめてご紹介したいと思います。

 

今回の制度改変に関する詳しい情報は、以下の記事をご覧ください。

【最新改正】シンガポールで「DP & LOC」による就労が原則廃止へ(2021/5)

 

就労ビザに関する詳しい情報は、以下の記事をご覧ください。

【就労ビザ】シンガポールのEP/SP/DP(LOC)取得の最新情報と厳しい現実(更新あり)

 

この記事の内容

「Dependant's Pass (DP) + Letter of Consent (LOC)」に関する今回の制度改変について

現在勤務中のDP保有者(LOC取得済み)が引き続き、働きたい場合、4月中に行うべき5つの対策

 

「Dependant's Pass (DP) + Letter of Consent (LOC)」に関する今回の制度改変について

今、働いている、すべてのDP保有者に衝撃を与えた今回の制度改変ですが、簡単に概要をお伝えしますと、2021年5月1日以降、DP保有者は「Letter of Consent(LOC)(労働許可証)」を新たに取得して働くという選択肢を持つことができなくなる、ということです。

 ※ビジネスオーナーであるDP保有者は条件が異なりますが、今回は、一般企業に雇用されるDP保有者を前提とします。

 

MOMから届いたメールは、以下の通りです。

 

「Dependant's Pass (DP) + Letter of Consent (LOC)」に関する今回の制度改変について

 

現在、LOCを持って働いている人に対しては、そのLOCの有効期限切れまでは待ってくれるそうですが、その後は、就労ビザを個人で取得しなければ働くことができない、ということになります。これは急なアナウンスで、対応も厳しいですね…

 

もっと詳しい内容は、以下の記事にまとめていますので、ご覧ください。

【最新改正】シンガポールで「DP & LOC」による就労が原則廃止へ(2021/5)

 

また、MOMの公式アナウンスをご覧になりたい方は、下記をご参照ください。

「Dependant's Pass (DP) + Letter of Consent (LOC)」に関する今回の制度改変について

出典:FACTSHEET ON WORK ARRANGEMENTS OF DEPENDANT’S PASS HOLDERS

 

現在勤務中のDP保有者(LOC取得済み)が引き続き、働きたい場合、4月中に行うべき5つの対策

現在、LOCを持って働いているDP保有者は、今後も働きたいという方が多いのではないでしょうか。

 

前述の通り、MOMは既存LOCの有効期限切れまで現状維持でOKとしてくれるそうですが、今後のことも念頭に置き、新しい制度が始まる2021年5月1日までにやっておける可能性のある対策もあります。

 

その5つの対策を以下に列挙しますので、ご自身の状況と照らし合わせてご確認いただき、できることがあれば、是非4月中にやっておきましょう!

 

① LOCの期間延長申請を行う

現在保有している既存LOCの有効期限がマックスではない場合、ご自身のDP有効期限(=家主であるEPの有効期限)まで延長申請することが可能です。

雇用主である勤務先が認めてくれるならば、4月中に延長申請してもらいましょう。その結果、保有する既存LOCの期間が延び、今後の対応に少しでも余裕が持てます。

 

② 就労ビザ(EP)の取得申請を行う為の準備を始める

切り替える為の就労ビザ(EP)を取ってもらえるよう、雇用主である勤務先に相談しましょう。

Employment Pass (EP)

既存LOCが生きている間に新たな就労ビザを取得する必要がありますが、EPは条件も厳しい為、勤務先から合意がもらえるかわかりません。その為、少しでも早く相談する方が良いです。

特に、既存LOCが5~6月に切れてしまう方は、4月中がギリギリだと思います。

※就労ビザに関する詳しい情報は、以下の記事をご覧ください。

【就労ビザ】シンガポールのEP/SP/DP(LOC)取得の最新情報と厳しい現実(更新あり)

 

③ 就労ビザ(S Pass)の取得申請を行う為の準備を始める

切り替える為の就労ビザ(S Pass)を取ってもらえるよう、雇用主である勤務先に相談しましょう。

S Pass

既存LOCが生きている間に新たな就労ビザを取得する必要があり、S PassはEPと比べて条件自体は緩やかなのですが、企業ごとに採用できる人数が制限されています。その為、こちらも必ずしも勤務先から合意がもらえるかわかりません。その為、少しでも早く相談する方が良いです。

特に、既存LOCが5~6月に切れてしまう方は、4月中がギリギリだと思います。

ちなみに、勤務先企業で採用できるS Pass及びWork Permitの具体的な人数は、MOMのサイトで確認可能ですので、ご自身でチェックも可能です。

Calculate foreign worker quota

※就労ビザに関する詳しい情報は、以下の記事をご覧ください。

【就労ビザ】シンガポールのEP/SP/DP(LOC)取得の最新情報と厳しい現実(更新あり)

 

④ 研修ビザ(TEP)の取得申請を行う為の準備を始める

シンガポールには「Training Employment Pass」(TEP)という研修ビザがあります。

Training Employment Pass

社会人が取得する場合、海外の会社がその関連会社であるシンガポール現地法人に研修生を出す際に取得できるビザですので、ハードルが高い上に、最大3ヶ月という条件付きですので、活用できない可能性は高いかも知れません。

ただ、既存LOCの有効期限が切れる前に、調整の為に少しでも働く為の期間を延長したいというような場合、検討材料の一つとして視野に入れても良いかと思います。

どちらにしても、雇用主である勤務先に相談する必要がある為、既存LOCが5~6月に切れてしまう方は、早めに一度、話してみる方が良いでしょう。

 

⑤ 転職先を探し始める

今の勤務先で、就労ビザを取得してもらうことが難しい場合、働き続けるには、転職する必要が出てきます。

今の転職市場は厳しいこともあり、また、出会いは突然の為、少しでも早くエージェントに声をかけるなど、転職活動を始めた方が良いでしょう。

ちなみに、私が通っている美容室のスタイリストさんは、その美容室でEP更新ができなかったということで、別の美容室でEP更新してもらう形となり、その結果、美容室を移られました。私としてはお別れとなってしまって残念でしたが、その方にとっては無事、EPが取得できて良かったですし、ビザ問題のリアルを見た気がしました。

 

まとめ

LOCを持って働いているDP保有者にとって、今回の制度改変は衝撃的で、かつ、大変厳しいものです。

 

今の環境を享受できる期日は4月末までですので、その間にできることにはすべて手を打って、後々、働くことに支障が出ないよう、少しでも早めに対策を取りましょう!

 

この記事のまとめ

2021年5月1日以降、「Dependant's Pass (DP) + Letter of Consent (LOC)」では働けない(現在勤務中の人に限り、LOCの期間満了までは継続勤務可能)

2021年4月末までに、LOCの期間延長や就労ビザの取得等について勤務先に相談するか、勤務先で今後の雇用対応が難しい場合、転職準備を始める

 

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