シンガポールでは、コロナワクチンの接種が着々と進んでいます。
長期滞在ビザを持つ外国人はこれまで40歳以上が無料接種の対象でしたが、2021年7月2日から、すべての永住権保有者に加えて、12~39歳の長期滞在ビザを持つ外国人も接種申込可能となりました。
参考:UPDATES ON COVID-19 NATIONAL VACCINATION PROGRAMME (24TH JUN 2021)
※詳しい申込方法については、下記ページをご覧ください。
私は既に2回のワクチン接種(ファイザー/Pfizer-BioNTech)を終えているのですが、そこでよく聞かれることが、「ワクチンを打った後、大変だったか?」「ひどい体調不良はなかったか?」ということです。
結論から申しますと、私自身には、それほど大きな影響はありませんでした。
もちろん、まったく無影響だった訳ではなく、ワクチンを接種した日の夜や翌日は、注射を打った方の腕が多少重くなり、動かしづらさを感じました。
ただ、幸いにも、高熱を出す等のひどい影響は出ませんでした。
でも、体調への影響は、本当に人それぞれです。
まわりで同じ年齢層の方々のお話を聞いてみると、私たちと同じように大きな影響がなかった方もいれば、高熱を出して寝込んでしまった方や気分が悪くなった方もいらっしゃいました。
私がワクチンを打っていただいた際(2021年5月)に説明として聞いた話では、「ワクチン接種後に腕が痛くなったり、多少発熱することは想定内。2~3日経っても熱が下がらなければ、病院へ行ってください」というものでした。
また、「発熱した時はまず、パナドール(Panadol)を飲んで様子を見ましょう」ともおっしゃっていました。
「パナドール(Panadol)」は解熱鎮痛剤で、バファリンのようなお薬です。
「様子を見ながら、まずは自宅で解熱を」ということと理解しました。
ただ、その後、ワクチン接種者が心肺停止になる事件が起き、最近では追加事項として、MOHは「(1回目・2回目に関わらず)ワクチン接種後7日間は激しい運動を避ける」ように呼びかけています。
対象はすべてのワクチン接種者ですが、特に30歳未満の男性は注意が必要と言われています。
参考:UPDATED ADVISORY ON COVID-19 VACCINATION (5TH JUL 2021)
コロナワクチンの接種は必須ではなく、自己責任での接種となります。
いろいろ考えると不安もありますが、それでも「やっぱり打っておこうかな」という方が多いかも知れませんね。
そんな時、先にワクチン接種を終えた経験者に状況を聞いておきたい気持ちは非常によくわかりますが(実際、私も接種前は先輩方にたくさん質問しましたっ)、接種後の体調への影響は千差万別である為、万が一に備えて、以下のような事前準備を行うことが一番の安心材料になるかも知れませんね!
事前準備のポイント
1) ワクチン接種の当日~翌々日には重要な用事は入れず、ゆったりペースで働ける・過ごせるスケジュール計画を立てる
2)「パナドール(Panadol)」を買っておく
3) 通院に必要な保険証書を予め確認しておき、いざという時に焦らないように備える
4) 簡単に食べられる食料品やスポーツドリンクなどを念のため、自宅に用意しておく
5) 心配がある場合は、かかりつけ医等、事前にお医者様に相談する