2020年分の個人所得税について、未だにIRASから「課税通知(NOA:Notice of Assessment)」が届かない人がいます。
※シンガポールの「個人所得税」について詳しく知りたい方は、下記ページをご覧ください。
【個人所得税】シンガポール居住者の「Income Tax」の基本と納税方法
通常、確定申告完了後、2~3ヶ月後にIRASから「課税通知(NOA:Notice of Assessment)」が届きます。6月頃までに届くイメージです。
そして、その「課税通知(NOA:Notice of Assessment)」発行日から30日以内に納税する必要があります。
ただ、現在、コロナ禍ということもあり、エージェントからは「今回、NOAは9月頃までかかる可能性がある」と予め聞いていました。
それでも、一部、駐在員の同僚の「課税通知(NOA:Notice of Assessment)」がなかなか届かず、日本本社へ報告する必要もある為、(私自身は既に6月に納税済みですが)定期的に進捗チェックしていました。しかし、進展がないまま、ついに9月末に…
そこで、IRASやエージェントへ最新情報を確認しました。
他にも「課税通知(NOA:Notice of Assessment)」が未着で心配されている方がいらっしゃるかも知れない為、情報共有しますね!
(この情報は、2021年9月30日現在の情報となります。最新情報や詳細確認が必要な方は、IRASへお問い合わせください)
送付方法
- SMSもしくは電子メールにて、「納税額の計算が完了しました」という通知が届く為、その後、IRASポータルサイトにログインし、「課税通知(NOA:Notice of Assessment)」をダウンロードして入手する
- ただし、通知のデジタル化は2021年5月からの移行過渡期である為、依然、郵送でレターを受け取る人がいる可能性はある
送付時期
- 通常、2021年9月までに「課税通知(NOA:Notice of Assessment)」を受領する想定
- ただし、申告内容や条件等に応じて、IRAS側での確認に時間を要し、2022年2月頃までとなる場合もある
2022年2月まで引っ張ると、次の確定申告の時期に突入してしまいますね…
ほぼ同時期に来星された駐在員の方の「課税通知(NOA:Notice of Assessment)」は早々に届いている為、その違いはわからないのですが、エージェントいわく、その方のIRASの確認進捗状況は問題ないということでしたので、今は待つしかなさそうです。
時間がかかればかかるほど、シンガポールの国の税収にも影響する為、そちらも心配になったりします。コロナ対策で、国もお金が必要でしょうから…